新米でおにぎり

2016-09-30

linecamera_shareimage先週、母から新米が届いた。

富山県魚津産だ。

富山県は最近発表された都道府県の「幸福度ランキング」で、堂々3位の豊かで住みよい県だ。

県東部の魚津市は母の実家がある町。

私は母の実家で産まれたから自分が生まれた地から送られてきたお米だ。

どんな家に住む、どんな人が植えて、どんなふうに育って、どんな感じで実っていたのかな。つい親しみを感じて想像してしまう。

onigiriACIM的ではないかもしれないけど、新米、とくに故郷で実ったお米は私を力づけ応援してくれるような気がする。

さっそく炊いて、大きなおにぎりをつくった。

たらこ。しゃけ。うめ。

お米がとってもおいしい。純粋にお米の味を味わったのは久しぶり。いつもは玄米で、もちろん玄米もおいしいけれど、やっぱり白いやわらかいお米の味は格別だ。

そして、主食はとうぶん何とかなる、と思うと、妙に心強く感じる。

だいじょうぶだ、やっていける。と。

どんどんスピードアップして複雑になっていくような世の中でついていけていない感が強いけど、考えてみたら、必要なのものはそう多くはなかった。

毎日ごはんが食べられて、

何枚か着られる服があって、

雨風しのげる家があって、

心を喜ばせるものがひとつか、ふたつあって、

やりとりできる人が何人かいたら。

それだけでよかったんだ。

今はおカネがないと生きられない社会だけど、

食・服・家が何とかなれば、けっこう自由に幸せにできるんだよなぁ。

まあ、それがむずかしいんだけど。。。

。。。なんて、新米おにぎりを食べながら、ぼーっと考えてた。

白いごはんは、なんか自分を原点に立ち返らせてくれる気がした。

ごちそうさま。

ありがとう。感謝。

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