奇跡講座のおはなし

自粛を破り“旅”に行く

2020-05-16

140円大回り乗車の旅へ

まだ緊急事態宣言継続中。 (さらに…)

この宇宙はバーチャルリアリティ-奇跡講座のおはなし②

2019-02-26

奇跡講座のおはなし①:神はこの世を創らなかった

近年すさまじく進んだバーチャルリアリティ

近年バーチャルリアリティ(VR)の進化がすごい。

東京ディズニーランドやユニバーサルスタジオジャパン(USJ)でも、VR技術を使ったアトラクションが人気なのだそう。

Virtual Reality…日本語では「仮想現実」や「人工現実感」と訳されるらしい。

専用ゴーグルを付けるだけで、あたかも空を飛んでいるかのように感じられたり、人気アーティストのライブを実際その場にいるかのように体感できたり。

人がVRの可能性に魅せられるのもわかる。医療分野でもどんどん活用されるだろうし。

VRの技術がもっともっと進んで五感によりリアルに感じられるようになれば、私たちは体をここに置いたまんまどこにでも行けるのかもしれない。

近い未来には、「パリ」と選び、ゴーグルをかけただけでパリの街並みを歩き観光スポットを回るような商品も一般販売されているかも。

実際に見て歩いてパリの風を感じている感覚が脳にリアルにある。その私の現実は、パリにあるのか部屋の中にあるのか…、現実ってそもそも何?

この世はバーチャルリアリティの映画を見ているようなもの

『奇跡講座』(ACIM)では、この宇宙が大きなバーチャルリアリティ空間だと見ている。

私たちは「生きてここにいる」と思っているけど、ここにはいない。幻想=よくできたバーチャルリアリティの映画を見ているのだと考えるのだ。

いやいや、いやいや、実際いるし!

でも、それは仮初めの世界。ゴーグルを付けていて仮想現実の中に入り込んでいるから気づけてないんですよ、と『奇跡講座』は言う。

そして、そこからリアルな世界(実相)に目覚めたら、世の中の見方だけじゃなく、これまで人生だと思っていたものがまったく違うように見えるよ、と教える。

私たちは死んで地獄に落ちたらどうしよう、怖いと思う。

いやいやそうじゃない、すでに地獄にいるだよ。

だって、この世は怖いことや理不尽なことだらけじゃないか。(このあたりの言い回しは『神の使者』から)

そこから抜け出すことはできるよ。

そう、その付けているゴーグルを取ればいいんだ。

そう教えているのが、『奇跡講座』なのだ。

神はこの世を創らなかった-奇跡講座のおはなし①

2019-02-05

『奇跡講座』の話はこれを真実とぜず、単に「おはなし」として聞いてもとっても興味深いものだと思う。

だけど、原文は英語だし翻訳された内容もきわめて抽象的で難解だ。わざわざこれを読んで理解したいと思う人は限られる。

そこで、自分なりにそのエッセンスをまとめてみたいと思った。これもこのブログを作りたい目的だった。

しかし、平易なことばで書くためには私がしっかり理解していないと…、私の見方が正しいとは限らないし…、とまったく手がつけられないでいた。

そう言っていたら人生が終わってしまう。

私のフィルターを通したものでいいじゃないか、まちがっていても構わない(自分の頭の整理のために)ということで、少しずつ『奇跡講座』のおはなしを書いてみたいと思う。

  *   *   *   *   *   *   *   *   *    *   * 

そこでまず、「神はこの世を創らなかった」。

この世には不幸なできごとや理不尽なできごとが溢れている。

私たちはそんなできごとに巻き込まれたり見たりした時、心のどこかで「この世には神も仏もない」「神さまはひどいことをされる」と思っている。

私たちはたしかにここにいる。お父さんもお母さんも、子どもも、隣のおばさんも総理大臣もいる。外国にもたくさんの人がいる。

人間だけじゃない。ペットの猫もいれば、動物園のゾウもいる。みんな地球という星で空気を吸って水を飲んで生きている。

水中にもたくさんの生き物がいる。動物だけじゃない、木や花もたくさん生えている。みんな生きて子孫に命をつないぐ営みをしている。

昼は太陽が暑く明るく光り、夜は暗闇の中で月と星が輝いて見える。

私たちが住む地球や宇宙は、だれが創ったのだろう。

私たちは自分の意志で生まれてきたわけではない。どうしてここに放り出されているのだろう。

わからないけれどこれらすべてには何らかの崇高な意志がはたらいているにちがいない。

この世を創った崇高な意志。言葉にするなら、それは神さまだと思っている。だから何かが起こった時「助けて神さま」と思う。

だけど、ほんとうは神さまはこの世を創っていない。

これが平たく言った『奇跡講座』の根幹ではないだろうか。

だから、この世でひどいことが起きたとしても、逆に素敵なことが起こったとしても、それは神さまの采配ではない。

神さまはこの世で私たちに起こったことに関知はしていない。

神がいないのではない。

神はある。

だけど神はこの世を創らなかった。

神は空も土も水も地球の一切、宇宙の一切を創っていない。

このおはなしはそこからだ。

(奇跡講座のおはなし②-この宇宙はバーチャルリアリティへつづく)

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