レッスン7-私は過去だけを見ている

2016-05-29

5月最後の日曜日。今日も何とかワークを終了。

今日のお題は、「私は過去だけを見ている。」

たとえば、コップひとつを見ている時でも、私たちはコップにまつわる過去の体験や過去学んだ観念を反芻しているにすぎない、という。すべての目にするものは、過去からのつながりで存在し、知らず知らずのうちに過去のフィルターをかけて見ている。

今日のワークでは、目にしたものすべてにランダムに、

このパソコンの中に、私は過去だけを見ている。

この服の中に、私は過去だけを見ている。

この体の中に、私は過去だけを見ている。

と今日のお題を適用する。まだ数分のワークを1日3回なので、ついていけている。

今日の午後は、友人と風月堂の甘味処で落ち合った。

奥まった直線が喫茶室は、美しい和モダンな空間。薄暗く間接照明を活かした作りは洞窟のようで外に面した大きな窓には水が循環して滝のように落ちていた。ほっこり落ち着けるいいところだった。

メニューをう~む、と見て、煎茶とか抹茶にしようかな、と思っていたけど、最後に写真入りのあんみつの誘惑に負けた。

余計なものが入ってない自然なあんこの甘みと黒蜜が絡んだ寒天。おいしかった。

甘いものって理屈抜きにしあわせ気分になれるなぁ。

このあんみつの中に、私は過去だけを見ている。

食べてるときは、そんなこともすっかり忘れてた。

ゲンキンなものだ。しばしこの幻想を楽しもう。