2017-03-21
冷たい雨が降り続いている。“催花雨”というらしい。花芽が吹くには雨が必要だそうで、花に早く咲けと促す雨なのだとか。繊細で美しいな。昔の季節感は今よりもっと味わい深いものだったのかも。
気づけば、今年の冬は一度もエアコンをつけなかった。乾燥するし電気代も高いしと。もっぱら電気ストーブを連れて居住スペースと仕事部屋を移動していたら、不自由も感じなかった。しかし、今日は真冬みたいな寒さ。足元で電気ストーブが頑張ってる。
レッスン79:問題が解決されるように、私が問題を認識できますように。
このレッスン79、これまで何度もくりかえし目にしてきて、やっと肚に入った気がした。
問題=不満
解決法=奇跡
、という見方。
不満がなぜよくないか。
それは、不満が自ら創りあげたものでどれだけリアルに感じようと実際にはないものだから。
それにかかずらうのは無意味だし、無益だ。
せっかくの奇跡の機会を奪っているから。
この世で自分の身に降りかかる不都合なことすべてを、
じつは「起こっていない」と見抜くのはむずかしいけど、
ついその理不尽さを嘆いたり、
正義をたてて怒ったりするけど、
問題とは不満、
解決法とは奇跡、
そして奇跡とは、真実を見通すこと。
だから、不満を赦し、それを入れ替わる奇跡を受け入れることが、自分を幸せにする。
ゲンジツで不都合なことに巻き込まれると、すぐに「問題とは何か」を忘れてしまうけど、このことをなるたけ覚えていられる時間を長くしたい。
リアルに感じられるように起っているけれど、問題は実際はない。私たちのものの見方の誤りでそう感じているだけで実際にはない。
問題が起こった、と思ったら、それを赦すこと。現実ではないと見抜きそれにまつわる感情をゆるめ弔うこと。
幻想に大きい、小さいはないと言うけれど、自分にとってインパクトがあることが起こっても、この原則を覚えて実行できたらいいと思う。
レッスン80:私の問題がすでに解決されていることを認識できますように。
大畑学さんのWorkbook精読には「簡単に言えば、実相的には問題はどこにも存在しない。問題を抱えた時点で、あなたは幻想を抱いている、ということである。」と解説があった。
たしかに。。ゲンジツに問題があるように見えても、本人はまったくそれが問題ではなく動じず幸せのままでいるということも、理屈の上ではありうる。
今回ワークをやった際に「困ったことは起らない」というフレーズを思い出した。日本一の納税額(お金持ち)で有名になった斎藤一人さんの最初の本『変な人の書いた成功法則』にあったのだ。
昔すごい考え方の人もいるものだと感心し、それから何か困ったことが出会いそうな局面で「困ったことは起らない…困ったことは起らない…」と念仏みたいに唱えている。
この言葉は一元性の世界観に基づいているわけではないけれど、こう唱えるだけでもネガティブに流されがちな姿勢が正される。
レッスン61~80の復習Ⅱでは「不満」や「問題」がいかに光の道に反したものか、手を替え品を替えくりかえし説かれた。
不満・問題⇒幻想を見ている
⇒だから、それを赦す
不満を常に奇跡と入れ替えるということ。
よくポジティブシンキングというけれど、これがほんとうのポジティブシンキングなのかもしれないな。
二元性の光と影の光だけを見ようとするポジティブシンキングではなくて。
これは、ひとり家で穏やかにワークをしている時は「わかった」と思うけど、外に出て出会いがしらに猛スピードの自転車にぶつかりそうになった時には、すでに忘れている。
とにかく不満の芽を育てないようにしよう。赦そう。
なるたけ覚えているように、しよう。