2018-08-28
本棚の上に、転倒防止グッズの代わりに棚を入れることにした
今年の夏、とくに7月は、今思い返しても暑かった。6月中に引っ越しが終えられて、本当によかった。
引っ越しの荷物の片づけ中に、圧倒的にひとり暮らしの限界!を感じた日があった。
7月収納棚を本棚の上に乗せた日だ。
仕事スペースに置いた本棚に地震対策の転倒防止ツッパリ棒みたいなのが要るかと思っていたが、どうせ収納が足りないのだから天井までぴったりの高さの収納家具があればいいのでは?
そう考え、本棚から天井までの高さ(58.3㎝)に入る棚を探してみたら、、、あった!
山善(YAMAZEN) フリーボックス ホワイト(3,125円:購入時)
「幅が58㎝」とあるから、これを横にして使えば、ぴったりの計算。
おー、ラッキー。
注文したら翌日すぐに届いた。そして組み立てた。ここまでは順調だった。こういうのは、けっこう得意なのだ。
思ってたより重くて、持ち上げられない
しかーし!
問題はここからだった。
思ったより、すごーく重い!!
どうせ木か紙のチップでできているのだろうし、普通のカラーボックスくらいならお茶の子さいさいだと思ったいたが、とんでもない重量感だ。単に私の筋力が衰えたためなのか(後で見たら11㎏とあった、もっと重く感じた)。
一人ではまったく持ちあげられない。なんとか2秒くらい、片っぽをえいっ、と上げるくらいが限界。
でも、本棚転倒防止のために買ったのだ、乗せるのだ、と管理室から、脚立を持ってきて、うんにゃ、うんにゃ、と棚を引きずり上げようと試みた。
エアコンを付ければいいのにまだ自分の家という感じがしなくて、エアコンに触りづらく、汗だくになりながらひとり棚と格闘した…、これではぎっくり腰も完治しないわけだ。
脚立の上まで引きずり上げたけど、にっちもさっちもいかなくなった
えっさえっさとなんとか脚立の上まで引きずり上げた。頑張ったぁ。
だけど考えてみたら、この棚と棚を置く隙間はぴったりだ。片っぽをえいっと持って引きずり上げる方法は使えない。ぴったりすぎて水平にしないと入らないのだ。
あ゛~(*_*;
もう、棚を置くの諦めたい。
しかし、今となっては脚立に乗せてしまった棚を下ろせない。自分の力では支えられないから、ドスンと落とすしかない。
この重い物を脚立の上から落としたのでは、床に傷が付くこと必至。下の階の方は何事かと思うだろう。ここに至るまでにも、壁紙、タンスとすでに傷つけているのだ。
上げることも、下ろすこともできない。
もー、泣きたい(>_<)
地元の掲示板ジモティで家具を売った際、引き取りに来た女の人はみな連れの夫や男性を手足のように使っていた(ように見えた)。
「35億」と「あと5000万」この地球上に男性がいるというではないか、でも、
この窮地に助けてって言える人、
私にはひとりもいないんだぁ~~~!!(自業自得)
頼れる人はいない、ひとりでなんとかしなくっちゃ
うんと暑くて、そして情けなくって、汗と涙を同時に出さんという時、ん?とひらめいた。
水平にしなきゃ、入らないんなら、脚立の上で水平にしたらいいんじゃ?私は、1,2という2秒だけは片っぽ持っていられるから、その間にここにある本を挟んだらどう?
そ~っと、そ~っと、右側に、そして次に左側に、脚立と棚の間に本を差しいれる。大きめのパソコンの本にした。
それで、1冊ずつ入れて、本棚と同じ高さにした。
それから、えいやぁと渾身の力を入れて、本棚の上に滑らせた。
なんとか乗せられた。
我ながらすごい…
しかし、なんともいやはや…
力尽きた。
言われるまでもなく、ひとりでできることには限界ある。
身を持って知った7月だった。