2018-07-31
ウォーキングコースも決まってきた
引っ越し直後は、右も左もわからず、多少のいらだち感や不安感があった。
それがだんだんと目が慣れてくると、初見のストレンジャー感覚をもっと楽しめばよかった、と思えてくる。勝手なものだ。
10年前くらいから朝ウォーキングをしている。何せ自宅での仕事なので、寝室から仕事部屋までの歩行じゃあ数歩、あまりに運動不足だったから始めたのだけど、朝歩くと気持ちがいい。
近年は回数が減ってきたけど、なんとか続けている。
旧居のウォーキングコースはお気に入りだった。
道中には、顔見知りの猫(人も)がいたり、川辺沿いを歩いたり、神社でお参りしたり、緑地の滝でマイナスイオンを浴びたり。帰りは格安スーパーに立ち寄るといったコースだった。
引っ越し後はよくわからず、適当にぐるぐるしていたが(人はこれを徘徊という)、ようやくウォーキングコースも定まってきた。
今回も、川辺と神社と緑地が入っている50分位の道。
今朝の神社は、ものすごい蝉の声のシャワーだった。
今をかぎりと鳴く蝉たち。
役目を終えて息絶えころがっている者たちもいた。
ちょっぴりうれしいこと
こちらに引越して、ちょっぴりうれしいのが、図書館が近くなったことだ。
前も徒歩10分位で決して遠くはなかったが、今は、運よく信号が青で渡れれば5分。
ほんの数分の違いだが、心理的な差は大きい。図書館が近くにあると、なんとなく心強い。
初めて行った時、ふと目にとまった児童書コーナーの「この夏のおすすめ本」を借りた。『川かますの夏』と『ほとばしる夏』。
どちらも思春期にさしかかる少年少女の夏の物語で、夏のキラキラ感とそこでの成長や出会い・別れというこの世で避けられない変化があり、瑞々しく切なかった。
うだる暑さの中で、これらの本を読んだことが、今年の夏の思い出になっている(これから8月なのに!)。
図書館…そのうちに閲覧室にもすわってみよう、と思っている。