2017-07-25
感謝、大畑学さんの『 Workbook 精読』版
ACIMワークブック、せっかく英語の原書を見ることができるのだから、と、中央アート出版社の翻訳『奇跡講座 ワークブック編』と、大畑学さんのKindle版の『A Course In Miracles Workbook 精読』を脇に置きながら、英語⇔日本語を見比べながら読んでいる。
私の語学力のなさもさることながら、原文の抽象的で入り組んだ文章は、はっきり言ってちんぷんかんぷん。そこで助けになっているのが、大畑学さんのKindle精読版だ。
これはレッスン120までしか電子書籍化されておらず、困ったな、と思った。けれど、すぐこれがブログを書籍化したものだと思い出し、今は直接ブログの解説を見ている。
大畑さんの精読版が私にとって重宝するのは、その都度、ひっかかりそうな単語も逐一説明されているところ。それと、中央アート出版社の翻訳は日本語としてなめらかに整えられているけれど、大畑さんの方は原書の文法に忠実かつ意訳部分は「意訳する」と表記されているので、原文でACIMを学ぶのに優れている。
そして、何より解説が非二元論に忠実。また仏教や聖書との関連も説明されているので、内容が腑に落ちる。
テキスト版の精読もなさっていて、その労力と知力、読解力にはとてもとても頭が下がる。ブログの方は、まったくただだし。感謝です。
大畑さんはご自身のブログを頼りに私が日々英語と格闘しているとはつゆ知らないと思うけれど、私は非常に非常に助かっている。そして独学をする中でそうした先人がおられることも、心強く思っている。
レッスン131-真理に到達しようとして、それに失敗するものはいない。
ここ数回、このゲンジツの世界と神の実相世界を対比して、これが実際には一方は虚無の世界、他方はリアルな世界であって、リアルな世界だけが真実で私たちの幸せはリアルな世界にしかないことが強調されてきた。
そしてレッスン131では、「真理に到達しようとして、それに失敗するものはいない。」ことにフォーカスする。
「あなたが世界にその力を与えない限り、どのゴールを追求すべきかを世界があなたに命じることはできない。それをさせなければ、あなたは依然として自由に、世界やその中の一切の考えを超越したゴールを選ぶことができる。」
「あなたは望むゴールに確実に到達する。」
「なぜ天国を待つのだろう。天国は今日ここにある。」
私たちが、実際には存在しないこの世とこの世の価値観から、唯一の真理である、天国=神の実相世界へと意識をシフトさせる練習をする。10分×3回。
このゲンジツの世から、心の奥深くの聖なる部分へと沈んでいき、そこにある扉の向こうへ進もうと試みる。そこではすべての闇は消え去り、明るく澄みきった光の中で目にするすべてが言葉を介することなく理解できる。
ワークをして
このワーク、1日3回とシンプルなのに、なぜか夜のワークが飛んでしまい何日も足踏みした。テレビを見たり、スマホのゲームをしていたりして気づいたらそのまんま寝てしまっていた。あるいはしたのかもしれないけれどメモがなくて、したかどうか思い出せない。
私のACIMへの思い、やわなんだな、と反省。
数日前からのワークで、心の中のホーリースピリットを、自分の中の絶対死なない部分とイメージするとわかりやすかった。それがうまくイメージできると、すごく穏やかで、永遠なのか時間がないのかそういう感覚になり、すごくなつかしい感じもあった。
心の奥底のドアの向こうに行く…のは、うまくできたのかどうか…。太陽の光が降り注ぐような平原がイメージで出てきたけれど、「この世のものとは思えない」ようなものではなかったから、ちゃんとできているのではないんだろう。
感じたのは、
「幸せであってもいい」
「豊かであってもいい」
…このくりかえし。
ここに私の罪悪感のかたちがあるのかもしれない。
扉の向こうは、私が無条件で幸せであってもいいところ。神の子を証するために、無条件で幸せで豊かであるべきところだ。
ACIMの勉強の仕方が正しいのかどうかもわからないし、どれだけ進めているのかもわからないけれど、レッスン131には、「間違っていれば、彼は訂正を見出す。横道にそれたときには定められた任務へと導き戻される。」とあるので、任せてこのまま進もうと思う。
アファメーション
聖域と感じられる場所にどんどん自分の信を置いていこう。