「お前、そんなことやっている場合か」

2021-02-10

モチベーション…

昨日は月一度の色えんぴつ画講座だった。

私は、週末からドラマのなかの好きなヒロインを参考にして人物画を描いていてそれの続きをやっていたが、フレッシュな表情に魅せられて描き始めたものの、何度となくやり直してもおばさんぽくなってしまい「これも投影のなせるわざか」とやる気をなくしていた。何となく気が乗らない。

…実は、やる気をなくしているのは、色えんぴつ画だけではない。

ワプニック先生のテキスト解説本『Journey through the Text of A Course in Miracle(JTTA)』読みプロジェクトのほうも、なんとなくモチベーションが上がってない、昨年の終盤あたりから。

それは、奇跡的に得た読書仲間と一緒に内容をシェアするかたちから個人プロジェクトへと移り、ある種外的刺激が解けて自分本来のモチベーションになったというのもある。

それより大きいのは、私が、この世的に少々正気に返ってきたからだ。

ここ数年の社会とあまり関わらず悠々自適に生活してきたが、さすがにこのままじゃまずいだろ、と感じ出したのだ。

遅すぎる、、(・・;) けど

自宅マンションの引っ越しに伴い都心のほうから少しだけ郊外のほうに引っ越したら、運よく土地がかなり値上がりしていて細々となら数年暮らせるおカネを得た。他にも不労所得があった。聖霊さんはワプニックさん本読み背中を押してくれているんだ、といい気になっていた。そのうち感覚が麻痺しなんか年金暮らしみたいな気になっていた。

…が、どう考えてもまずいだろ。

ささやき…

そして、最近は何をしていても「お前、そんなことやっている場合か」とうっすらささやかれている…。

これは…口調からすると自我さんの声のような気もするが。

言っていることは、正論だよな。

一方で、ACIMではないけどくりかえし読んで染みついている『脱・マネーゲーム』の経済世界の観念もあり(それによれば、本来の自己は無限の豊かさなので自分が本来の自己に近づきさえすればゲンジツで何をしようと、豊かさは投影され自ずと自分の世界におカネというかたちでも現れるとされる)、、、つまり心の中がいろんな価値観や思いが乱立して葛藤しているのだ。

これは…ACIM的に言って、自我と一体化してその視点から見ていることを証しているなぁ。

頭と心がACIMに関係ない想念も含めてマーブル状で、まとまらない。

結果的にブログからも足が遠のきつつあった。

ACIMの理論の勉強は大事だと思う。

一方で最近、“自分”という個への執着は思っている以上に手ごわいとも感じている。それは実践、トライ&エラー&トライ&エラー&トライ……が必要なんだ。

前は、ACIMを学べば、この世の法則から解放される(例えばチョコをどれだけ食べても太らなくなるみたいに)と思っていた。確かに突き詰めればそうかもしれない。けど、それにはまず個への執着を解いていかねばならず、それは思っている以上にとてつもなく難しいことだ、と感じるようになった。とくに私みたいな「自己実現」という言葉に惹かれていたようなニンゲンは…。

目指す先はまったく見えないくらい遠いな~と気づいたことがモチベーション低下の真の理由なのか。

ともかくACIMを素晴らしい教えだと思っていることは変わりない。

つかず離れずくらいでもいい。ゆっくりいこうと思う。

“「お前、そんなことやっている場合か」” への4件のフィードバック

  1. オーシャン より:

    こんにちは。
    「おまえそんなことやっている場合か」って、A&Pくらい口の悪い聖霊なら言うかも知れませんね。

    大嶋信頼さんというカウンセラーが、著書で自分の心に聞くというテクニックを紹介してます。最初はわからなくても、だんだん深層意識から回答らしきものが浮かんでくるそうです。
    「そんなことやっている場合かって、どういう意味なの?」
    「何をすればいいですか」と聴いてみたら、次第に答えが返って来るかもしれません。
    (深層意識≒聖霊)

    ご存じかも知れませんが「セルフ・コンパッション」の中に、自分を癒やすように語りかける手法があります。私の場合最初は自分で自分に答えている感じでありながら、急にインスピレーションのような考えが沸いてくることもあります。それを勝手に聖霊の言葉だと思っています。
    試してみてはいかがでしょう。

    • タマソニア より:

      オーシャンさん

      読んでくださって&コメントどうもありがとうございます。気にかけてくださってありがとう。
      大嶋信頼さん、そういえば「無意識さん」との対話?みたいな最初の本、前に1冊だけ読んだことあります。平易で優しい本だった…どの本か思い出せないけど、もう一度読んでみたいです。
      「セルフ・コンパッション」…存じませんでした。
      まずオーシャンさんの言葉を伺って自分で思ったことは、聞こえてしまってそれに従って動かなきゃならないこと自体恐れているのかも…と。でも、そんなことしていても堂々巡りですよね。
      いつも真摯なお言葉ありがとうございます。試してみます。

  2. オーシャン より:

    「聞こえてしまってそれに従って動かなきゃならないこと自体恐れているのかも…」
    その気持ちや不安は私も思ったことがあるので、すっごくわかります。

    でも、「大丈夫、あなたの不安はわかるけど、恐れることはないよ」「あなたはもっと自由なんだよ」と聖霊は言ってくれてるような気がしています。
    決して堂々巡りじゃないと思います。(*^_^*)

    • タマソニア より:

      オーシャンさん

      うんうん、うなりながらブログ記事を書きおえたら、新たなメッセージを発見!

      ありがとうございます。オーシャンさん真摯に歩んでおられますね。
      自分が何をやっているのかわからなくなっている時に同じ道を歩んでいる方の言葉、、染みます。姿勢、見習いたいと思いますm(_ _*)m

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