スピリチュアル・ヒーリングの3つのルール

2021-01-20

『神の使者』再読

新年に入って『神の使者』を再読した(ようやく最後まで読めた)。

私は、奇跡講座を知るきっかけとなったゲイリー・レナードさんの一連の著書が好きだが、中でも最初の『神の使者』と次の『不死というあなたの現実』が好きだ。この2冊はほぼ同時期に私の世界に登場して、世界のしくみを教えてくれたからインパクトが強かったのだ。

私が同書を読み返したくなるのは、その時に感じた「そうか!そうだったんだ」という“初心”に立ち返りたいからなのだろう。

しかし、今回初心はあまり思い出せなかった(その概念には馴染んできているから、あたりまえといえばあたりまえだ)。

スピリチュアル・ヒーリング・ルール

『神の使者』からの覚え書き…10章「病を癒す」にあった、アサンディッド・マスターのスピリチュアル・ヒーリングのルールをメモしておこうと思う。

<ヒーリング・ルール ①>

アーテン:

ーそれは患者に関するものではない。

すべての癒しはある種の赦しの結果であり、すべての赦しは自己治癒につながる。

ゲイリー:じゃあ病人を癒すのも、自分自身の夢を赦し、その夢を見る自分自身を赦すってこと?

アーテン:そのとおり。「心理療法」のパンフレットには、「コース」が心理療法の癒しをどう見ているかが書かれている。

ーこの関係で起こるプロセスは、じつはセラピストが心のなかで患者にあなたの罪はすべて赦されたし、自分の罪も赦されたと告げることである。癒しと赦しにどんな違いがあるのか?

<ヒーリング・ルール ②>

パーサ:

ー苦痛は肉体的プロセスではない。精神的プロセスである。

彼(グロデック博士)は「エス」と呼ぶもの、それは「コース」で「エゴ」というのとほぼ同じものなのだけれど、それが身体をつくり、自分自身の目的のために身体を利用していると知っていた。彼が患者に(あなたの病気の目的は何だと思いますかと)質問したのは、自分は犠牲者だという考えを捨てさせ、自分自身の病むという決断ーもっと高いレベルで行われた決断、そのことを彼は患者に言わなかったけれどーに目を向けさせるためだった。(中略)

癒しには概念のシフトが必要なんです。コースはそれについてこう問いかけ、答えています。

ーこの概念のシフトにたった一つ必要なものは何か。簡単だ。病気とは心のものであり、身体とは何の関係もないという認識。これである。この認識の「代償」な何か?あなたが見ている世界全体が代償である。なぜならこの世界は二度とふたたび、心を支配するようには見えないだろうから。

<ヒーリング・ルール ③>

パーサ:

ーつまるところ、宇宙そのものが消えるべき症状である。(中略)

アーテン:奇跡的な癒しからエイズ、拒食症、聖痕現象まですべて心が起こしている。きみたちが知っている病は一つ残らず、またこれから起こる病もすべて心が作っているんだよ。(中略)

真の赦しだけが心から無意識の罪悪感を取り除く。

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