『天国から離れて』がやってきた

2019-11-16

ヤフオクで『天国から離れて』落札

図書館で他区から借りてもらった『天国から離れて』(ヘレン・シチャックマンと『奇跡講座』誕生の物語)は、特別に「延長許可」が出たものの結局半分ちょっと読んだところで返却日を迎えた。『Journey through the Text of A Course in Miracle(JTTA)』のシェアの会が近づき、こっちを読んでブログにまとめるほうに意識が向いて進まなかったのだ。

読み始めてすぐ「これはいっぺん読むだけでなく所有して手元に置くべき重要な本だ」と思ったが、すでに市販はされていない。Amazon中古本を見ると11,000円~と高額。タイムリーなことに10月末に電子版が出たそうで、続きは電子版を入手して読むかな~と思っていた。

JTTAシェアの会の翌日、温泉から上がり“うたたね処”でごろごろしながらスマホをいじっていた私は、何気にヤフーオークションで『天国から離れて』を検索してみた。前にも検索したが出品はなかったから、期待はしていなかったのだけど…

ヒット、…ん!?

ある~!!

自分の目を一瞬疑った。

しかも税込み2810円+送料400円と安い。翌日がオークション最終日だけど、まだ入札はない。

ランクは「C:中古としても難あり」。だけどそんなことは構わない。私はすぐに入札した。

結局、翌日のオークション終了まで他に入札者は現れず、そのまま私が「落札者」となった。

その本が昨日ようやく手元に来た!

びっくりしたのは、「新品」のようだったこと。「難」はあちこち探したけど、わからなかった。

ページのくっつき具合とにおいが新品本特有で、よくぞわが家に来てくれた、と思った。出品者は「ブックオフの〇〇店」。店にずっと並べてあったのを手仕舞いたかったのかな。

事情はわからないが、ともかく大・大歓迎だ。

イエスからビルへのメッセージが心に刺さる

私が『天国から離れて』を(途中までだけど)読んで興味深く思ったのは、ヘレンの内面性、ビルを初めとした人々との関係性、イエスからヘレン、ビルへのメッセージなど、単に誕生のプロセスを記述してあるわけではなく、すごく人間臭い内容だったことだ。

とくに私は、内向的で人と距離を置きたがる傾向があるビルと性格が似ているのか、イエスからビルへのアドバイスがすごく心に刺さるのだった。

それを自分の人生に当てはめじっくり考えながら読みたい。そこまで至れるかわからないが、いつか読後感も書いてみたい。

ヘレンが『奇跡講座』の口述が始まる前ビルに宛てた手紙のなかで、両極性についてその軸を「受動的―創造的」として、それぞれの概念イメージを定義づけて書いているところがある(p181あたり~)。

そこでは、ビルの考える「受動性」はすなわち「窃盗」と同じ、「創造性」は「殺人」と同じ、とあった。(「あなたの考える『受容性』という概念は『窃盗』と同じものとされてきましたし、『創造』についてのあなたの私的な定義は『殺人』となっています」p182)

一方、ヘレンの考える「受動性」はすなわち「死」、「創造性」は「力」とあった。(「私が考える受容性という概念は、死を意味します。だから私は経路を閉じてしまったのです。一方、創造性というものは、私の歪曲においては力を連想させるものであり、それも、特に一種の呪文による捕縛を連想させ悪意に満ちています」p183)

二人の性格の違いが出ていておもしろいな~と思った。

そこで、私もイメージしてみた。ぱっと浮かんだのが、「受動性」は「無力さ」、「創造性」は「罪ある特権」だった。

読んでいったら、各々が選んだ言葉の定義、「その心は?」と謎解きできるヒントがあるかな。

ようやく『奇跡講座』誕生のプロセスとこれに関わった人々に関心が向かった私、学ぶこと、たくさん、山積みだ。(今、リンクを張ろうとAmazonの『天国から離れて』のページ開いたら、中古本の最安値4349円とえらい下落していた。この世のこと…需給の関係で下がったのか。にしても価格変動激しいな。)

“『天国から離れて』がやってきた” への2件のフィードバック

  1. ふうせん より:

    おはようございます(^^)

    最近しょっちゅうお邪魔しているので、ご迷惑かなと思いつつ、コメントせずにはいられなかった(^^;

    「天国から離れて」購入おめでとうございます!紙の本が、やはり読みやすいですものね。本当に「求めよ、さらば与えられん」ですね。私もとても嬉しいですd=(^o^)=b

    ビルへのイエスのアドバイス、本当に良いですよね。私も苦しい時はあの祈りを何度も暗記するくらい祈っていました(^^;「天国から離れて」ではビルは赦しに失敗したかのような印象がありますが、ビルの伝記「Never Forget to Laugh 」では、ビルがカリフォルニアに移住してから真摯に赦しを実践し、だんだん性格が変わり、周りの人々と暖かい交流をしつつ、悟りに到達したような感じで書かれていましたよ(^.^)私はGoogle先生と読んだので、正確ではないかもだけど(苦笑)勇気づけられました。

    また、長くなってしまった(^^;ごめんなさい。

    • tamasonia より:

      ふうせんさん
      どうもありがとうございます。
      最近、奇跡講座のこと、加速せよとだれかに背中を押されている気がします。
      「「天国から離れて」ではビルは赦しに失敗したかのような印象がありますが」…
      そうなのですか。先をじっくり読みます。

      ビルの伝記「Never Forget to Laugh 」…すごい、これも読んでおられるのですね~
      わー、私、次はこれだわ。
      いつのことになるか…
      なんかワクワクします。
      いつもありがとう。

tamasonia へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

← 戻る