2019-02-26
奇跡講座のおはなし①:神はこの世を創らなかった
近年すさまじく進んだバーチャルリアリティ
近年バーチャルリアリティ(VR)の進化がすごい。
東京ディズニーランドやユニバーサルスタジオジャパン(USJ)でも、VR技術を使ったアトラクションが人気なのだそう。
Virtual Reality…日本語では「仮想現実」や「人工現実感」と訳されるらしい。
専用ゴーグルを付けるだけで、あたかも空を飛んでいるかのように感じられたり、人気アーティストのライブを実際その場にいるかのように体感できたり。
人がVRの可能性に魅せられるのもわかる。医療分野でもどんどん活用されるだろうし。
VRの技術がもっともっと進んで五感によりリアルに感じられるようになれば、私たちは体をここに置いたまんまどこにでも行けるのかもしれない。
近い未来には、「パリ」と選び、ゴーグルをかけただけでパリの街並みを歩き観光スポットを回るような商品も一般販売されているかも。
実際に見て歩いてパリの風を感じている感覚が脳にリアルにある。その私の現実は、パリにあるのか部屋の中にあるのか…、現実ってそもそも何?
この世はバーチャルリアリティの映画を見ているようなもの
『奇跡講座』(ACIM)では、この宇宙が大きなバーチャルリアリティ空間だと見ている。
私たちは「生きてここにいる」と思っているけど、ここにはいない。幻想=よくできたバーチャルリアリティの映画を見ているのだと考えるのだ。
いやいや、いやいや、実際いるし!
でも、それは仮初めの世界。ゴーグルを付けていて仮想現実の中に入り込んでいるから気づけてないんですよ、と『奇跡講座』は言う。
そして、そこからリアルな世界(実相)に目覚めたら、世の中の見方だけじゃなく、これまで人生だと思っていたものがまったく違うように見えるよ、と教える。
私たちは死んで地獄に落ちたらどうしよう、怖いと思う。
いやいやそうじゃない、すでに地獄にいるだよ。
だって、この世は怖いことや理不尽なことだらけじゃないか。(このあたりの言い回しは『神の使者』から)
そこから抜け出すことはできるよ。
そう、その付けているゴーグルを取ればいいんだ。
そう教えているのが、『奇跡講座』なのだ。