ダイニングテーブルの「第二の人生」と、あるうらやましさ

2018-05-22

ジモティでテーブル売る

先週末、地元の掲示板ジモティーで売れたダイニングテーブル、買主さんが引き取りに来られた。

ダイニングテーブルといっても、一度も食事に使ったことはない、もっぱら応接用(といってもお客もめったにないが)。なので、10年以上使っていたわりにはきれい。1,200円也。

どんな方が買主さんなのか、男性なのか女性なのか…、テーブルという大きなものだから、自宅に買主さんを招き入れねばならず、キンチョーした。

フタを開けてみたら、買主さんは女性で、だんな様が運転する車で来られた。商品を確認してもらい、分解して無事納品。聞けば、隣県千葉県からお越しになったとのこと。ちょっとした休日のドライブだったかもしれない。

真ん中にあったダイニングテーブルがなくなって、部屋は急にがらんと広くなった気がした。

取引後の評価欄に、「無事組み立てました。快適に使用しています。」とあって、ほっとした。

生まれた子猫でも引き取ってもらった気分だ。

業者さんに引き取ってもらうのもアリだけど、顔の見える方にもらってもらうと、テーブルの「第2の人生」が見える。

いい家族の一員になれて、よかったな。

夫に使役動詞を使う妻族に羨望

ジモティでの取引は二回目。前は、私が購入者側だったが、車で商品を届けていただいた。

その二度とも、私との会話で投稿者の女性が「夫にやらせます」「夫に運ばせますね」とだんな様に使役動詞を使っていた。

それを聞いて、いいなぁ(うらやましい)と思った。仕事は別として、プライベートでそういう言葉をさらっと使えるのは、やっぱり身内だよな~。

その夫はいそいそと妻の言うとおりに動いている。

週末に夫婦で、中古家具を取りに来るなんて、仲いい証拠だ。

「私はこのテーブル、一人で組み立ててひっくり返すの結構手間取ったなぁ」などと買った当時を思い出し、いつもは一人が気楽、と思っているけど、使役形で男性を使う妻という女族がうらやましくなってしまった。

かといって、それを受けて、どうしたいは、ないんだけど。

ひとつ、ジモティを使って取引を完結できた、ということが、ささやかな出来事ではあるけれど、小さな自信になった。