2018-05-01
住み替えの「おつり」
今回の「住み替え」の副次的利点は、新居物件の代金に仲介手数料や登記料、引っ越し代を加えても、現住まいの売却金額から少し「おつり」が来るということ。何ヶ月分かの生活費にはなりそう。
それだけ現住まいが、引っ越し先より都心に近くて「立地がいい」ということになるんだけど、今の私にとっては引っ越し先の方が「落ち着くし住みやすい」気がしている。
こういうのを、「タコが自分の足を食べるような」所業というのだと思うけど、態勢を立て直すのに精神的余裕になる。ありがたい。
ノートパソコン有償譲渡会へ
それもあって、昨日は「ノートパソコンの有償譲渡会」というものを覗いてきた。官公庁や大企業で使われ、セキュリティ強化のため買い替えられる使用頻度の少ないものを、初期設定済みで安く提供しようというもの。
私が今使っているパソコンはデスクトップ型で2009年に買ったもの。ずっとそろそろ買い替え時かな、と思いつつ使ってきた。今度は、故郷にも持ち運びできるようノートパソコンがいいかな、と思っていたところの、この有償譲渡会だった。
ホテルの宴会場を使った会場は人で溢れていた。展示機種は少なく5台位。初心者向け26,000円(税抜き)~。
最も性能が高い機種で、
液晶:15.6インチ、メモリ:4GB、CPU:コアi5、ストレージ:SSD128GB、ウィンドウズ10、マイクロソフトワード・エクセル等付きで56,000円(税抜き)
とてもよい買物なのかどうか判断できなかった。官公庁で使われていただけあって、ちょっとデザインが堅いよなぁ、とそのまま書店に寄って帰った。
買物って―むずかしい。とくに、自分がよくわからない領域の買物って。
過去2回のパソコンは人に選んでもらったけど、今は頼る人はいない。自分で勉強して決めていかなくちゃ。
これも加齢?判断のための心的エネルギー乏し
引っ越しとそこでの生活回転に向けて、決めること、たくさんある。
一方の私は、どんどん判断することが難しくなっている。判断というのは思いのほかエネルギーが要る。若い時はそれに気づかなかった。
選択肢を考えたり、スペックと自分にとってのその価値を判断したり。タイミングを考えたり。その情報集めや整理をしているうちに面倒くさくなって先延ばししてしまう。
どうしても決めるべきことは、一つの決心、一つの行動のために、自分のなかにエネルギーが溜まるのを待つ。そしてエイッと使う。それからまたエネルギーが溜まるのを待つ。
必然的に、時間がかかるし、いちいちもたつく。
これから歳を重ねると、もっともっとそうなるかな。
でも、70代後半の私のマンションの買主さんは、マンション即決だった。そういえば、私も新居は迷わなかった。
人や決めごとの内容に寄るのかな。
5月はすでに夏の陽気だけど、動きやすい季節だ。自分なりに前進したい。