16年ぶりに、美容室を変えた

2018-04-11

売主は少しでもこぎれいに!?初めて染め専門美容室へ

変化時っぽい今年、もうひとつ、16年ぶりに変えたものがある。

美容室だ。

〈イメージ〉

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私が行っていたのは前の住まいの近所だった美容室。現住まいに引っ越ししてからも通いつづけていた。

美容室では、美容師さんとの会話がめんどうという声も聞くけど、店主は人情味あふれた男性で16年も通い続けているから慣れていて、世間話をするのも楽しかった。

ただ、カット&染め(白髪染め)のコースで3時間くらいはかかるので体力に余裕がないと行けず、11,500円という金額も出しづらくなっていた(行くのは3ヶ月に一度だけど)。トイレが近い私は、途中でお手洗いを借りるのも恥ずかしかった。

この冬、マンション売却で内覧の方がお見えになるという前日、少しでも見栄えよくしたいと思い、「やっぱり生え際の白髪が気になる人より、きれいな人から買いたいよね」と、初めて染め専門美容室なるものに行った。いつもインターバルは自分で染めていたけど、今年は寒くてしそびれていたのだ。

ACIMの教えと逆行するようだけど、この幻想のゲンジツの世では、見栄えはやっぱり肝心。印象をよくするには、部屋を掃除するのと同様、売主も少しでもこぎれいに見せるべし、と思ったのだ。

染め専門美容室には、生え際染め850円のクーポンを持っていったけど、全体染めになりトリートメントやロング代金など、何だかんだおカネがかかった。

でも合理的。ブローもドライヤーを渡され、自分でして帰る。全部で1時間。次からは1,700円(生え際染め)でできる。

それが気に入って、これまで一連の流れと思っていた、染めとカットを別に考えることにした。

新しい美容室、行こう

これまでずっと通い続けた美容室。何度か変えようかなと思ったけど、お店の方は、私が季節の変わり目には当然来るものだと期待(?)しているだろうなと思うと、なかなか変えられなかった。

でも、もう他区に引っ越すことだし。「美容室行くならここ」みたいなヘンな縛りが面倒くさくもなっていた。

新しい美容室、行こう!

お客の身とはいえ、このささやかな決断にも勇気が要った。

カットは「おしゃれな格安カット店」で、2,160也。美容師さんとのおしゃべりにキンチョーするかな?と思ったけど、格安美容室は激混みでタイマーをセットしてカットするから、客と余計なおしゃべりなどする“サービス”などしないのだ。

髪を10㎝くらい切ってさっぱりした。髪型も平凡ながら問題なし。

カットは3ヶ月に一度、染めは毎月行くとしたら、2160円+1,700円×3=7,260円。これまでの11,500円と比べると、4,240円/3ヶ月の節約になる。これまで途中で自分で染めていた手間も省ける。

「節約」も幻で、これを追求しておカネをリアルにしてもしようがない、とは思うのだけど、まだまた未熟な学習者。

「見栄え」と「安さ」に振りまわされるのだった。

でも、これまで「買えたらダメだ」と思っていた美容室、新しいとこに行けたのは、心のうちに抱えた罪悪感が少し減ったからなのかな?

無意識に自分を縛っている観念の、なんと多いことよ!

レッスン183のことを書こうと思ったら、気づいたら美容室のことで終わってしまった。

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