2020-03-11
自立への奮闘が救済を得る道?
「次席のように見えるものが首席である。神の声に耳を傾ける時まで、私たちが知覚するものはすべて逆になっている。
まるで私たちが分離していようと奮闘することでしか自立性が得られず、神の被造物の他の部分から独立自存していることが、救済を得る道であるかに見える。」(W-pⅡ.328:1.1-2)
「だが私たちが見出すものといえば、病や苦しみ、損失と死のみである。これは父が私たちのために意志することではなく、神の意志に二番目というものは存在しない。
神の意志とひとつにつながることが、私たち自身の意志を見出すことにほかならない。」(W-pⅡ.327:1.3-5)
外の世界の非常事態…投影なのだろうけど
昨日は色えんぴつ画講座だった。電車がいつもより空いていた。花粉症で喉の奥がかゆかったけれど、「ここで咳込んではいけない」とぐっとこらえた。
町の空気もいつもと違う。人の数が少ない。
ドラッグストアにはトイレットペーパーを持ったお客が多かったが、店頭には「マスクの在庫ありません。アルコール在庫ありません。入荷予定未定です。」の貼り紙。
世界中がコロナウイルスで非常事態になっている。
非常事態、いつまで続くか。
もちろん私から見えている投影なのだと思うけれど、その場所にいる(と思っている)私が、それに巻き込まれないでいるのはむずかしい。
色えんぴつ画の先生はカルチャー講座が軒並み延期や中止になって「商売あがったり」と言っておられた。私が通っているのは自主サークルだからなくなりはしないけどお休みの方が多かった。
影響を受けているのは先生だけじゃなく、もっと深刻なダメージを受けている人も多いだろう。
神々しくみえる「おまけ」
マスク…もうすぐ箱買いしていた使い捨てのやつ在庫が切れるなぁ、しかし己のマスクごときで憂慮している場合じゃないしなぁ。
…と、思い出したのが、昨年末メルカリで商品を購入した際に出品者の方がくれた「おまけ」のマスクの存在。
メルカリ、購入者にちょっとしたおまけを付けるのが流行っていたのかな?
ガーゼを何枚も重ねて袋とじで縫製されたマスク…手づくりなのかな?それを家庭用のジップロックに入れて、付箋を貼って「おまけです」とあった。
もらった時は、まさかマスクが品薄になるとは思わず「いやいやいや、衛生商品を家庭で使うジップロックに入れてもらっても?!使いづらいよ」と思っていた。かといって捨てるのはもったいないとキッチンボードの引き出しに入れていた。
それが今になって神々しく見えてきた。
できれば使う必要がなく「おまもり」的に置いておきたい。
私は世間や周囲の「気」を受けやすい質で、だからあまりニュースとかも見ないようにしているが、外の世界がマイナスに振れているように見えるときこそ、さらに増幅させてパニくるのではなく心を鎮めて自分の中心が定まるのを待つのが大事なんだろうな~と思う(じっさいはパニくるというより疲れてぼーっとしている、あ゛、それはいつもか)。