旅へ。そして戻ってきた(前)

2020-01-10

年末ホテルサイトからのお知らせで“旅”を思い立つ

おととい昼過ぎ“旅”に出た。…そして昨晩戻ってきた。

行った先は「浅草」。

きっかけは、マイナーなホテルサイトからの「12月31日に1500ポイントが失効しますよ」とのお知らせだ。

ポイント消化のために余計にお金を使おうとするなんていかにもボンビーな発想。だけど帰省中時母と妹間のどっちが正しいか論争に疲れていた(自分自身の無意識の投影なんだけど)私は、「旅に出たいよ、どこかに。」と、これに乗っかった。

大晦日「紅白歌合戦」を聴きながら、旅先を探す。

目的は「自分の正月休み」で、新年の日常が始まる前「旅気分」を味わうこと。

なので、安くて(そもそもがポイント消化のため)、近くて(都内)、大浴場がある(リラックスしたい)。

そこで最安値に出てきたのが、ポイント分を差し引き素泊まり約4,400円の浅草のビジネスホテルだった。11時50分に滑り込み予約。

仲見世通りを抜けて温泉へ

で、おととい午後出発。年末おすすめしてもらった本2冊持って、上野から歩くこと約30分。午後4時頃チェックインした。

このホテルは、展望大浴場があるんだけど、1つしかなくて交代制だ。

それが女性15:00~20:00、男性20:30~翌9:00、とやや男性優位。女性客からは不満も出ていたらしくフロントで「湯めぐり手形」なるものをもらえば、花やしき前に昨夏オープンした系列店の「温泉」に入れるのだという。

夕ご飯がてらその温泉に行ってきた。花やしきはその昔契約占い師で派遣されてもいた懐かしい場所だ。

温泉は黒い炭酸水素塩水で貸し切り状態。オープンしたばかりの施設はきれいでとっても気持ちよかった。

帰り道、浅草六区通りの「世界で一番小さな劇場」の熱い呼び込みやビニールテントで屋外まで張り出て立ち並ぶ居酒屋にも“旅情”を感じた。

このビジネスホテルチェーンは、夜食として「夜鳴きそば(半ラーメン、無料)」をふるまってくれる。それをいただいて、またあったまる。

先ほどチェックイン手続きをしてもらったフロントの方が、ここでは板前的いでたちでせっせと麺をゆでておられ、なんか「ああ、頑張っているなぁ」と思った。

夜は缶チューハイを飲みながら持ってきた本を読む。

ベッドも快適。よく眠れた。

(後半へつづく)

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