2021-02-17
春子さんのストーリー…それぞれのストーリー
私がつい関心を持って断続的ながらウオッチし続けている「すべてがユルい春子の日記」の春子さん、仕事がうまくいかなくてずっと困っていたが、先日「ようやくうまくいなかい理由がかわりかけてきた」という記事を書いておられた。
春子さんはひとつ前のパートを「仕事が覚えられなすぎる」と認知症を疑われてクビになった。その次のパートも同様の状況で風前の灯火…という。
しかし「物忘れ外来」で受けた知能テストでは、「全人口における割合0.38%」の高知能、発達障害等でもないと判明する。…が、実生活ではやはり仕事がまったく覚えられずミスしてばかり…で周りにいぶかしく思われていると(それでも、毎日まじめに勤務、ライフワークのピアノを練習し加えてカウンセラー講座を受講、おまけに毎日ブログも更新するなんてえらい…と思っていた)。
で、仕事がうまくいかないその理由がわかった?
なんでもカウンセラー講座後のフォローでカウンセラーさんから示してもらったメカニズムが腑に落ちてきたらしい。
春子さんブログよると…
|
…と書いておられた。
親への復讐!?
春子さんは生い立ちが厳しいお母さんから強い虐待を受けて育った方だから、特別なケースのかもしれない。
けど、この「親」の部分を「神」に変えて、「仕事」の部分を「〇〇」として例えば、おカネ問題、恋愛、仕事、お酒、健康…など入れれば、程度の差こそあれ誰にでも当てはまるものがある気がした。
むかし神が、「おまえはなんにもできない」と私を見限った。 そして神が、自分にふさわしい〇〇を考えてくれなかった。 それを恨んで、「よし、私は今後いっさいすべての〇〇で失敗するぞ!」とひそかに決意した。 で、「〇〇でウマくいかない」のを、神に見せつけて復讐することにした。 |
誰でも人生において、その人が陥りやすいパターン(ストーリー)がある。
仕事もできるし美人で“高嶺の花”と憧れられているくせにいっつもダメンズを好きになっちゃう…とか、普段はいい人だけどお酒を飲むと人が変わっちゃって…、とか。本人に自覚が乏しくても、近くにいる人から見ると一目瞭然というケースも多い。
これは、人から言われても本人が納得しなければ意味がない。
そういう意味で、春子さんが通った「ビリーフリセット・リーダーズ講座」というのは効果があったんだな~と思った。
「ブリーフリセット」ってつまり「信念を取り消す」ってことで、その信念はどんどん掘り下げACIM的観点から見れば「自分は神を裏切って神から離れた」って信念となりそこに生じる罪悪感と恐怖、そしてその否認からくる投影(悪いのはあいつだ)に行きつくから、春子さんも私もちがうルートから山に登っているようなことかな、と思った。
モーニングページを再開
そして春子さんがカウンセラーさんに提案されて無意識の意識化を促すため始めたのが、「モーニングページ」だ。
モーニングページとは、ジュリア・キャメロンさんが著書『ずっとやりたかったことをやりなさい』の中で勧めていた方法でー別の言い方をすれば「脳の排水」を出すー心の中に浮かんでくることをただ手を動かしそのまま書き留めることだ。(たとえば「クリーニングを取りにいかなくちゃ」だとか「あ゛~近所の工事の音が気になる」だとか「彼女、どうしているかな?そういえば電話してみる?」とか…なんでも(これをノート3pやるとされている。日本語だとA4、1p分でOKとのこと)。
私は、40代の初めころこの本に出会って、(そもそもがひとりワーク好きなんだろうか)一時えらくまじめにこの本で提唱されているワークをやった(このブログでも一回「モーニングページ」に触れている。2018年10月24日の記事)。
それだけでは飽き足らず、友人知人等に声をかけてこの本をベースとして半年間のワークショップまでやっていたくらいだ。
私のモーニングページ・ノートは、今147冊目。
だけど気づいたら、日々の記録はしているものの、モーニングページはとうに書いていない。
モーニングページで意識化できるところは、無意識のごく表層だと思う。
それでも、その“排水”を流せば、よどみがきれいになるかもしれない。
…ということで、私もおとといからモーニングページを再開した。
他にも縁を感じたものはいろいろ試みたいと思う。
ACIMの理論を学んではいるけれど、実践との間に乖離があるように感じている私の一助になってくれるか。