2021-01-13
講座前日、描き直しに着手
2021年1月も中旬に。すでに出遅れ感あり(何に?)。
昨日は今年初の、色えんぴつ画講座だった。
私は前に写生した公園内の小さな神社の続きを描いているのだが、講座前日、「なんかイメージと違うよな」と嫌になってしまった。消しゴムで消したところが薄汚く感じたのだ。
明日この続き…って気乗りがしないな…
そうだ、初めっからやろう…!と描き直しすることにした。
とはいっても、下描きから始めるのはいかにも面倒だ。
ということで、今描いている絵を家のプリンターで「最も薄めに」白黒コピー、これを一から塗ることにした。
これは「絵」なんだろうか、それとも「塗り絵」?
「リセットしたくなったんです」
結局一日では塗り切れず、途中の描き直しと初めの絵と両方講座に持っていき、描き直しの続きを塗っていた。
ひとりひとりの絵を見回ってアドバイスしてくださっていた先生、私が描き直ししていると言うと、私の手元からすっと2枚の絵を取って黒板に並べて貼られた。
「描き直すって、よっぽど我慢できないところがあったんでしょうけど…なんで?僕にはわからないけど。」と先生。
「リセットしたくなったんです、絵も、人生もー」と私。
くすくすっと笑い声がした。
誰かが「コロナのせいだ。」と言った。
少し丁寧に言えば、光が反射して最も明るいところを白く塗り残したかった。が、塗ってしまいその後消しゴムで消したもののくすんで汚くなってしまったのが不満だった。それを今度はちゃんと塗り残してきれいにしたかったのだ。
しかし、改めて塗り始めたはいいが途中で集中力がなくなり、気づいた時には前とさほど変わらない展開になってしまっていた。むしろ最初のよりオリジナルの絵でない分、パワーがなくなっている気も。
「意識的にならないと…くりかえしますよ」
先生「僕は最初の絵がダメだとは思わないです。が、描き直すなら、よっぽど修正したいところに意識的にならないと結局同じことくりかえしますよ。おそらく葉っぱが光できらきらしているのを描きたかったんでしょうけど。」
あわあわ…。お見通し…。
そうですよね。
漫然とリセットしてやり直しても同じことですよね。やっているのは本人なわけだし。
私は本来ずぼらな性格の一方で、母に仕込まれた(?)“完璧主義”的傾向がある。
それだからだろうか、何かにつけて“リセットしてやり直し”したくなる。
『神の使者』を再読してACIMに対するそもそもの気持ちを確認したいと思いつつ、一気に読まなければ気が済まなくて分厚い本だからつい数日間が空いてしまう。そうするともうだめになった気がして、また最初から読み始めて一向に最後まで読めない(1~5章あたりまでクドイぐらい読んでいる)、というのも、同様のリセット願望のせいだろうか。
リセット願望って…自我の回し者だな。
先生の言葉を聞いて、ばからしくなって、最初の絵の続きに乗り換えた。
…だったら、前日も初めの絵を投げ出すことなく続けていたほうがよかったな。
「描き直しは無駄じゃない、勉強になります。ただ、やるなら修正ポイントを明らかにして意識しなきゃ、ということです。」と改めて先生。
先生の話を聞いているうちに、絵だけではなく人生のリセット願望のほうも吹き飛んでしまった。
たぶん、やり直しができたとしても同じ…。だったら、投げやりにならず、今ここからを大事に生きる…ってことか。
今だって、いわば、前回のやり直し人生なのだ。
「修正ポイントに意識的に」
…今年の初講座で残ったアドバイスだ。
たまさん、このクォリティで2枚も描き直すとかすごすぎです!!!あと、私には最初の1枚もすごく素敵に見えるので、どこがNGポイントなのやら??
ここまで完成したものをリセットするという勇気を見習いたいと思いました。。。
今年もよろしくお願いしまーす✨
Tobbeちゃん
コメントどうもありがとう。
見てもらえてうれしいです。
50の手習いでなかなか上達しません(^-^;
意識が少し遠のいて(自分のブログながら)敷居が高くなったブログを開いて何とか更新できた日Tobbeちゃんにコメントをいただいてパワーをいただいたこと、前にもありました~
いつもありがとう!ことしもどうもよろしく♬