ある意味“実力”が露呈

2020-09-24

昨日の「別プロジェクト」の続き。選考日の模様。

筆記試験、面接試験、受けてきた。

この「職業能力開発センターの講座を受けよう」という件は、こうしてブログに書くと唐突な感じがあるが、一昨年前まで何度かこの学校でWeb関連の3日講座を受講したことがあり本講座の募集案内を目にしていた。それがあるきっかけで表面化したのだった。

雨の路面

学校には多くの受講者がいた。男女比は4:6あるいは3:7くらい(女性が多)。男女とも約半数がスーツだった。逆に言えば、別に落ち着いていて清潔感があればスーツでなくとも良さそうだった。

さて…筆記試験(30分、国語、数学)。

過去問を解いてパターンにはなじんでいたが、自宅で解いていた約7~8割程度の出来。おそらく。

漢字、気体の「ちっそ」や「著書をきんていする」の「きんてい」等わからず。他にも読めない漢字、書けない漢字いろいろ。逆に「はもん(波紋)」は漢字ドリルで出ていたので書けた。

数学、自宅でも時間が足りなかったが、やっぱり足りず、焦るものだから文章問題の文章が頭に入らず連立方程式が立てられなかった。

でも、まあ、そんなものだろう。

問題は、やはりというか、面接。マスクをしたまま面接に臨んだのは初めてだ。

Webの合格の秘訣で「想定問答集を作るべし」とあったので、例示されていた「なぜこの講座を?」や「講座受講後のキャリア志望」などといった代表的な質問10コほどのQ&Aを作っていた。

しかしー。

想定外の質問をされ、答えられなかった。

それはー。

冒頭「まず確認のために、お名前、ご住所をお願いします」という、問いとも言えない問い。

名前を述べて、住所、東京都から言うべきか区からでいいかと一瞬迷ったのは覚えている。それからどうしたことか、頭が真っ白になって住所が出てこない。番地がわからない。

あれっ??えっ??

焦る。焦る。どうしよう。どうしよう。

前の前の番地だろうか、パニクりながら答えたものの「違いますよ」と言われる始末。

面接官の方が拡げておられる私の書類の住所蘭に思わず目をやった。最終的に自力では答えられず(>_<)

その後の想定された質問では一生懸命に答えたつもりだけど、面接官の方にはどんなふうに映っただろうか。最後まで険しい表情を崩されなかった。

「緊張するタイプなのだろう」と無理くり大目に見たとしても、ひどすぎる。

私の意識は鼻息荒く「受けるぞ」と思っていたけど、無意識のほうは付いていけてなかったのだろうか。

そもそもすべての事象は自分が作ったイメージに過ぎない。これもまたしかり。

しかし…。

雨が降るなか、がっくり肩を落として帰った。

試験が思うようにできなかったことについてではない。大丈夫か、私ー、という自分に対するガッカリに対してだ。

ここ数年、いやもっと前から物忘れがひどい。とっさに聞かれると電話番号もわからなかったりする。だから、今回のことも、頭が真っ白になってわからなかったんだと自分では言っているものの、いや、もしかしたら私は住所を本当に忘れていたのか、という気もしてきて、講座を受けるとか働くとか以前の問題じゃん?とその老化というかダメっぷりがショックなのだ。

もとい。年のせいにするのはやめよう。

政治の世界では「おじいちゃんたち」が精力的に頑張っている。

これは私個人のこと。肝心な場面で自分の住所が出てこなかった“トラウマ”は尾を引きそうだ。

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