2020-08-29
膀胱の“センサー”の誤作動の修正にとりくむ
5月から女医さんの泌尿器科クリニックに通い、ずっと慢性化している「おトイレが近い」という症状改善に取り組んでいる。今は漢方薬と膀胱の緊張を緩める西洋薬を飲み、月に一度診察。昨日はその受診日だった。
膀胱機能そのものに大きな問題ありというわけではなく、例えば一般的に膀胱のセンサーが脳に7とか8で「おトイレに行け」という指示を出すのだとしたら、そのセンサーが私は過敏らしく2とか3で「行け」という指示を出しているらしい。一般の人の倍の回数、おトイレに行く。
薬はそれなりには効いているはずだから、あとはセンサーの誤作動を修正(上書き)することが大事だと言われている。
それには、トイレに行きたくなった時「がまんする」ことだ。そうやって大丈夫なのだ、と自分に覚えさせて慣れさせていくのだ。
しかし、これがなかなかスムーズには進まず結果が出せていない。スッキリしたくてすぐ行っちゃう。
先生に現状を伝えると、「まあ、長年習慣にしてきたことですから、すぐにはね…」とおっしゃった。
おトイレにまつわる思い出
そう、気づけばトイレが近い方だった。不都合だと言えばそうなのだけど、自分にとってはあたりまえのようになっていた。
おトイレ…でとくに記憶に残っているのは、もう十数年前のこと、直感の先生、ソニア・ショーケットさんのアメリカ、シカゴのご自宅にリーディングをしてもらいに行ったときのことだ。
本を読みすっかりファンになって、公式サイトからリーディング予約を入れていざ単身シカゴに飛んだ。気持ちが先走り英語が聞き取れないとかは度外視だ。
彼女の家は、シカゴの中心部から電車に乗った郊外の街。駅からは家があるという街区までタクシーで行った。
予約時間まではまだ余裕がある。
しかし、そこで、私は困った。
ーお、おトイレ行かなきゃ(>_<)
駅では行った。すごい行きたいわけじゃない。けど、やっぱりソニアさんのリーディング(45分×2枠分とった)を受ける前にはどうしても行っておきたい。
でも、おトイレどこ~?
そこは見渡すかぎり品のいい一軒家が立ち並ぶエリアだった。
憧れの方の家で会ってすぐおトイレは借りにくい。。。
半分パニックになりながらぐるぐる歩いた。
…解決策が…!
「for sale」と看板が出ていたお宅を見つけた。購入希望者を装いながら奥さまに家を見せてもらい、バスルームをチェックしつつおトイレを借りちゃたのだ。
「Thank you」m(_ _)m
その後気分も晴れやかに、何とかソニアさん宅に到着。
ソニアさんのイケメン秘書さんは私を見るや否や「Would you like to use the bathroom?」と聞いてきたきた。
な~んだ。あんなにやぶれかぶれになって行く必要なかったんだ、とどっと気が抜けたことを覚えている。
上書き修正が機能するまでには時間がかかる
トイレが近いのは、俗説には感情をうまく出せない人に多いのだとか。
感情というウエットなものを出すかわりに生理現象として出している、とあるサイトに書いてあった。
おそらくそうなのだろう。
私はいつも何かしらの原因を「怖かった母親に怯えながら育ったこと」に持っていくが、トイレに関してもごく小さな頃から「失敗してはいけない」と気を張っていた。
だた、親は神を投影しているから、「親が何とか…」というのは、すべて今世での神と己との関係性を象徴しているのと思う。
「神に罰せられる」という思いがあるからこそ、その投影の受け皿となる親を選んでいるのだ(今世ではそこにフォーカスしたいということか)。
この間違った思い込みを修正しなくては、本当の意味での治癒にはならないのだ。
しかし、膀胱の誤ったセンサーを上書き修正するのでさえ手こずっているのだから、自我から聖霊へと自分の見方を変えるのもやっぱり何度もの繰り返しと時間という幻想が必要だよな~と改めて感じた。