2020-08-22
座右の銘
「座右の銘」って、聞かれたことないけれど、あえて言えば今日の表題がそれかな?
座右の銘というほどじゃなくて、アファメーションのことばといったほうがしっくりくるかな。15年前位に出会って気に入り、それからずっと唱えている。
どちらかといえばネガティブな私に合わないような気もするが。。。いや、ネガティブだからこそか。
これは、ユング講座の先生が貸して下さったタロット解説本のなかで見つけた一節だ。
タロットにはシンボルがたくさん表現されている。授業でタロットを扱ったこともあり、ある時先生が「あなたにはこういう本が合うんじゃないかしら」と貸してくださったのだ。
開いてみてびっくりした。
というのは、当時東急ハンズでタロットを買ったばかりで、それとまったく同じ絵柄のタロットの解説本だったから。
タロットって日本に流通しているものでも何百種類もあるだろうに、同じ絵柄のタロットの詳細な解説本が手元に来るなんてすごい!シンクロだ!!
舞い上がった私は、タロットのことをいろいろ知る前に78枚あるカードの中から無作為に1枚引いて「自分のカード」としよう、と思った。
無作為に引いた自分の「シンボルカード」
そこで引いたのが、「17.星(スター)」だった。座右の銘となったことばは「スター」の解説にある。
振り返って思うと恐いもの知らずだった。だってタロットには、(もちろんいい、悪いという単純な判断は禁物だけど)できれば避けたい、引きたくないカードというものもあるから。
「スター」には私が好きなラベンダー、薄ピンク系の色でたおやかな女性が描かれていた。一目見て気に入った。
この女性は「水を運ぶ人」で、ある種チェネルの役割を果たしているという。
本を探して(カード解説部分コピー&製本した)を見直してみると…
「このカードは、真の信頼を体験した時にやってくる、内なる美と自信を象徴しています。
起こってほしいことがきっと起こるだろうという思いは、希望であって、ほんとうの信頼ではありません。
それは、何が起ころうと、起こることはすべていいことに違いない、なぜなら、それ以外のことは起こりえないのだから、という、より高次の信頼なのです。」とある。
ここを勝手にキュッと短くして「私に起こることはすべていいことだ。なぜならそれ以外起こりえないのだから。」として覚えたようだ。
このカードの本質は「信頼、自己信頼、存在を信頼すること」とある。
「この信頼は、善悪や正義という概念を超えたところへに向かいます。『天にあるがごとく、地にもある』という言葉を体験的に理解したとき、やってくる状態なのです。…」
「存在に対し、とてもオープンであるために、個人的な欲望や恐怖を脇にどけて、自分自身を存在の乗り物にし、存在が自分を通してこの地上で形になっていくがままにまかせることのできる、信頼の状態を表しています。」
…なんとな~くACIMと通じるような?気がしなくもない。
座右の銘…この先も聞かれることはないだろうけど、このカードとこのことばを自分の在り方のシンボルとしたいと、改めて思う。