今年最もびっくりした瞬間

2019-12-28

ひぇ、だれ？

それは、4月14日。ゲイリー・レナードさんの東京ワークショップ２日目が終わってまもなくだ。

背後から「たまさん」と呼びかけられた。

「ん？」

私を「たま」と呼ぶ人はいないはず。それはゲームとブログのなかで使っている名前だ。

声がするほうに振り向くと、くりっとした瞳のキュートな女性がいる。

めっちゃ笑顔だ。

しかもなぜか自信満々で、いたずらっぽい目をしている。

ん？

理解できずフリーズ。

「…（だ、だれ？）」

何秒か間があって、

「トベです」

へ？脳回路がつながらない。。。

。。。？

と、次の瞬間

（ぎゃあ～！！）

つながった。

何度かブログにコメントいただいたことがある、ト、トベ…さん？

ぎゃあ～！！

状況が呑みこめてきた。

なんてこと…！

あ゛～、あ゛～、あ゛～((+_+))

私が質問しちゃったからだ。

それはワークショップがもう終わろうかという最後のQ&Aコーナーだった。勇気を出して手をあげてゲイリーさんに質問した。

「私はフリーランスで働いていたのですが、『神の使者』を読んで奇跡講座を知り、ワークブックをやり始めてからだんだん仕事に身が入らなくなり気づくと無職状態になっていました。どうしたらいいのでしょう？」たちの悪いクレーマーみたいな質問だ。

わが人生に、トベちゃん登場

ブログを見ていてくれたトベちゃんはこれを聞いて、「あれが、たまだ」と認め、“現行犯”で私を確保したのだった。

ひ～ ( ° ω ° ; )

ツイッターやFacebookなどSNS全盛の世だとは知っているけど、私のなかではブログとゲンジツ世界は、決して交わらないはずのものだった。それはあってはならないことだ。ブログには身近な人にはあまり言ってないことも書いちゃってたし。

ブログとゲンジツはカーペットみたいにそれぞれレイヤー（層）をなしていて、双方の行き来はないもの。

そうした思い込みもあってここで声を掛けられるなんて１ミリだって思ってなかった。それを軽々と越えてきてる。お～！なんてこと…

大げさだけど、立ってる地盤ががらがらと崩れた気がした。

しかし少し冷静になったら、私はえらいトベちゃんには感謝していたことを思い出した。

去年引っ越しでブログが更新できず、半月ぶりに更新できたその日に「引っ越しお疲れ様でした。カムバック待ってました。」とコメントをくれた。

「こんなブログでもチェックしてくれてたんだ」と大いに元気づけられたのだった。

眼の前にいる、この方があのトベちゃん。。。お～、その節はありがとう！

トベちゃんはその場でサクッとグループLineを作ってくれて、そこから後日お茶をしてそれがワプニック先生のテキスト解説本『Journey through the Text of A Course in Miracle』を読んでシェアする会に発展した。

能力の高さと人間力を尊敬

そこからACIM学習者としての世界が広がったことは何度もブログに書いている。

トベちゃんに感心したのは能力の高さだ。私は関心の主要なものとして奇跡講座（ACIM）のこと、英語、IT（苦手だけど関心がある）があるが、トベちゃんは、そのどれも知識が深くて超優秀だ。

それ以上にすごいなと思うのが、コミュニケーション能力、ソーシャルスキルの高さと積極性だ。会の前日には確認の連絡をくれたり、もたつきがちな私を気遣っていろいろフォローしてくれたり優しい。総合的な人間力があるな～と尊敬している。

共通点にまたびっくり

また後々ブログ「ACIMタッチアンドゴー」を拝見するようになり、彼女と私の「共通点」にも驚かされた。同じ甲状腺の病気を患っていたり（トベちゃんはもう治療して治癒）、元ダンナさんが赦しのキーパーソンだったり、、、それ以外でもピンポイントで「あ、同じだ」と感じることがちょいちょいあり、びっくりする。

あのゲイリーさんのワークショップ後、声をかけられた瞬間は、えらい衝撃だったけど（あれはやっぱり恐れか）今は、よくぞ見つけてくれて、よくぞ声かけてくれた、とすごくありがたく思っている。