「Line プレイ」と 『神の使者』の思い出

2019-08-07

「たま」はイメージの中にいる

前回に引きつづき「Line プレイ」のこと。

「Line プレイ」は主催者Lineが作って提供している仮想ゲンジツゲームだ。

私はやるともなしにネコの「たま」を作って着せ替えや箱庭みたく思ってテキトーにやってた。そのうちどんどんコミュニケーション機能やダイアリーでの発信機能が増してゲンジツ世界に近くなってきた。

「たま」は私のようだけど私じゃない。「50代です、東京在住、よろしく」なんて言わないから、みんな「たまちゃんかわいいね」と言ってくれて気をよくしていた。ははっ。

実際のところ「たま」はいない。スマホの中にいるネコ(実はブタだったけど)に見えるだけ、イメージの中にいるだけ。それでもコメントのやりとりをしたり、クリスマスにギフト(アバターの服とか部屋のインテリアとか)をやりとりしたりしていると、やっぱり「いる」からおもしろかった。

そうなんだね~。アタマとココロの中にすべては「ある」んだね~

「卒業宣言」と別れ

稀なことだったけど、いきなりアバターを削除するひともいた。ハート♡をあげようとポチっとボタンを押すと「削除されたアバターです」といりなりゲンジツを突き付けられ、意外にもかなりなショックを受ける。

ライフスタイルが変わったりしてゲームを止めるひとは「卒業宣言」をした。

「今までありがとう」とみんなとギフトの交換をしたりメッセージのやりとりしたりというセレモニーを経て「惜しまれて」去るのだ。(私もメンドーで止めようと何度もしたけど、“卒業”ってのもな~、と放置の道を選んだ)

そんな「卒業」をしたお友だちの一人に「かず~♪ちゃん」がいた。彼女は見るからに(想像だけど)若いかわいいお嬢さんで、Lineプレイの世界の中でもキラキラ小悪魔的で、モテモテだった。

「きれいなネイル」な「素敵なお店でのランチ」写真等載せていて、「いいな~、若いって。素敵だな」と思っていた。

かず~♪ちゃんが止めるって言った時の「たま」のダイアリー…「たま」ったら、号泣している。。。(^_^;)

「なんで『神の使者』だとわかったの?」ーかねてからの疑問を聞く

実は、私にはひとつ不思議に思っていて、ずっとかず~♪ちゃんに聞いてみたかったことがあった。

それは、以前私が病院の待ち時間にカフェで本を読んでいたという写真を載せたところ(左)、かず~♪ちゃんが、

「神の使者…?」というコメントをくれたこと。

な、なんで、わかったんだろう?

こんなちっちゃいスマホ画面。かざすと本のタイトルでも出てくるアプリがあるのかな??

この疑問を聞くタイミングを逃し、ず~っと気になっていたのだ。

そいで、最後に勇気を出して聞いてみた。

そしたら、

「覚えているよ!」

「おっきく伸ばしたら、中身が少し見えて、主人公の名前が出てきたから、あっ!って思ったの♡」

と答えてくれた。

そ~だったのか、と納得。

当時うれしくてその成り行きを「たまのダイアリー」にも書いた。

新たに湧いた謎…

しかし、、、私は自分が読んだ本の主人公の名前なんて覚えてるの、ほとんどない。記憶力いいなぁ。

… えっ?

てことは、かず~♪ちゃんは、あの分厚い『神の使者』を読んだってこと?

へっ!?きゃぴきゃぴしてる(死語?)かず~♪ちゃんがわざわざあの本選んで読む?

しっかし、著者のゲイリーさんのことを「主人公」って呼ぶのもなぁ…?

もちろん、私みたくはまるとかいうことはなかったんだろう。

かず~♪ちゃんと私のゲンジツでのつながりが『神の使者』だったとは…?

それにしても不思議な…

と、謎が解けても新たな謎を抱えたのだった。

かず~♪ちゃん、とってもチャーミングな方だった、元気にしてるかな?

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