アートセラピー・ワークショップ

2018-11-25

プチ遠足、アートセラピーワークショップに参加

一昨日はすがすがしい秋晴れ。カルチャー講座の友人が主催するワークショップに参加した。

普通だったら電車とバスを乗り継いでいくところだけど、気持ちがよさそうなので1時間と少し歩いていった。

アートセラピーとは、絵や粘土、コラージュなどで表現することによって、無意識―意識のパイプの通りを良くして、カタルシス(浄化)や、気づきや成長を促すもの(私理解)。

アートセラピーにはずっと関心があって、数年前には私自身がある学校のインストラクターコースを受講するも、先生と相性が合わずに途中で止めてしまったという経緯がある。それは大きな赦しの機会でもあった。

3枚の絵を作った

今回のワークショップ、参加者は男性1名を含めて3名。これくらい少人数の方が私は落ち着くから、好きかな。

約2時間の間に3つの絵を作った。

最初はアイスブレイクの意味も込めた回し描き。

自分が描いた絵を時計回りで(反時計回りでも)隣の人に回して何か描き加えてもらい、自分も回ってきた隣の方の絵に描き加える。そうやって再び自分の絵が手元に戻ってきた時には、ひとりで描いたであろう場合とは違った趣の絵に出来上がっている。

私は鳥みたいなものと葉っぱを描いたが、その鳥には目がなかった。そこに誰かが入れてくれ、そして葉っぱには葉脈とオーラみたいなピカピカがついて帰ってきた。

やっぱり目はあった方がいいみたい。

「橋のある風景」を描いた、まだ秘境に向かう私!?

2枚目のお題は「橋のある風景」。

みんな躊躇せず、お題を得たらすーっと自分の世界に入っていくのがすごい。

私は、色えんぴつ画で描いたうなづき湖をまた思い出してしまい、橋がかかった宇奈月の風景を描いた。

橋の上にはトロッコ電車が走っている。

絵を描いた後は、お互いの絵を見せ合って質問に答えたりする。

軽くショックだったのは、ファシリテーターの友人が、「たまさんは、この絵の中のどこにいるんですか」と質問したのに対し、私が、

「トロッコ電車かな?」

「秘境の源流のほうに向かっているの」

と答えたこと。

私ってば、まだ下流の町の方ではなく秘境に行こうとしているわけー!?

少し内から外に出たのかと思ってたけど、まだー!?

と思ったのだ。

私の意識より絵の方が正直だ。これが、今の私の深層心理か。

3枚目、自分の中のタイトルは「赦しと祝福」

3枚目は自由画なのかな?折り紙を切ったり貼ったり。

なにしろ時間をかけずに10~20分位で、サクッと作るから、自我が入り込んで防衛するひまがない。言葉で話すより素直な自分だ(たぶん)。

私は鋏を使う元気がなかったから、使わないでできることを。

観念や思いこみの卵を割って、その中から本当の自分を解放しているイメージだ。

「よかったね、卵が割れて」と、友人が言ってくれたけど、私は、

「卵はね、たくさんたくさんあるの。これが、今私がやっていること」と答えた。

左のピンク色のセロファンが聖霊のイメージで、右上の金色の折り紙が神さまのイメージなのだ。

絵を作って、なんだかすっきりしたよ!

帰りは、みんなで夕ご飯を食べて帰った。

私は野菜ドリアをチョイス。思えばドリアという食べ物が世の中のあるの忘れてた。

あっつあっつのドリアがおいしかった。