2018-11-03
月曜、バイトの面接に行くことに
11月1日慌てて、ささやかな一日旅に来たのには、もう一つわけがあった。
月曜日バイトの面接に行くことになったのだ。
31日ネットの求人サイトで家の近くの募集を目にして、ポチっと押してしまった。そしたらその日のうちに、月曜日に面接にいらしてください、というメールが。
フリーランスの仕事がここ数年で減少、それをそのまんまにしていたことは前にもブログに書いたと思う。
複数の依頼先の仕事をこなすのは難しくなっていたし、仕事でACIMワークが中断することが何度かあって、時間ができたことを喜んでいた。そして気づけば無職状態に。印税とかたまーに昔やった仕事の収入が入るけどほぼ無収入。
今年はマンション住み替えの(プラスの)差額が思いのほか出て、それを使いながら生活している。これを食いつぶす前に、在宅で何かできる収入の得方はないか、と思いつつ、工夫や試行錯誤ができず形になっていない。
まぁ、生きられるうちはいいや、と、やりたいことだけやって自由を楽しんでいたのだ。
それが、面接!?
今の時代は、電話も要らず、ポチっとするだけでいいから身構えなく応募できる。
会ってくれるというありがたさと、キンチョーと。
週3日のアルバイトとはいえ、私に務まるんだろうか。気力、体力なし。いまやすっかりわがまま放題で、協調性もトボシイ。
面接こわい。もし、もし、勤務することになったら…
そういった諸々のキンチョー感から、心のプチ旅なら今!と思って、翌日空を見上げて、飛び出して来たのだ。
学生時代の町に行けば、自分が好奇心とやる気と人生に対する期待感に満ちていた、そのカケラを感じられるかと思ったけれど、年月が経ちすぎたためか、見つからなかった。
その頃の自分は、もはや自分じゃない、前世のようだ。
鶴巻温泉の足湯でじんわりあったまる
そして、近場で手軽に旅気分が味わえるところ、というので、鶴巻温泉の足湯へ。
秦野市の市営で2年前にできたらしい。大人10人くらいが入れるスペースで、女性ばかり4,5人入っていた。
靴下を脱いで入口で足を洗ってから、長めのスカートをたくしあげて、そろそろ足を入れる。
あったかーい。
温度は少し高めかな、あとで調べたら40℃とのこと。
10分も入っていたら、額にはじんわり汗が。ふらっと来てあったまっていけるこんな足湯ありがたい。
私が来る前からおいでで、出てもまだ入っておられた83歳だというおばあちゃまが「私、人見知りでね…、この前足がつってね、この温泉で治ったの」と来る人来る人に同じ話をくりかえしていた。
向かい側に入っていた、これまた常連だという女性が、にこっと笑って目配せした。
秋の平日の3時すぎ。なんか平和だ。