2018-11-29
病院の定期検査に行った
昨日は、経過観察で通っている病院の検査に行った。半年ぶり。
病名は、甲状腺がんだ。
ブログを見てみたら、これまでも何度か病気のことを書いていたが、どこまで書いたか。曖昧な書き方をしていたかもしれない。
病気のことはごく近しい人以外話していない。
病名のイメージと私の状態の間にはギャップがあるし、いろいろ聞かれて説明するのも気乗りがしなくて。
治療はしたことがない。
毎回、血液検査をしてエコー検査をして「観察」のみ。痛くもかゆくもないし、本人的にはまったく病気感なし。
5年位前にのどの右側が腫れて「良性腫瘍」との診断を受け、「経過観察」となった。その経過観察の途中で4年前に「実は、左側にも小さい腫瘍があって、それが大きくなっているようだから、細胞診をしてみましょう」と言われ、針で細胞を取って調べたら、左のは「悪性」だった。
先生は、「甲状腺の全摘手術が必要。早期発見できたのは幸いですよ」とおっしゃった。
手術はしないで様子見を選んだ
は~、そうなのか。え~、ついに!ガーン。。
で、提示された手術の日程が、(外来の先生なので)先生の病院で受けるなら4ヶ月後、今通っている病院なら8ヶ月後、と言われた。
…ん?この病院でなら8ヶ月後?なんか悠長だな。そんな急がなくてもいいってことだ。
そこから、甲状腺がんのことをいろいろ調べた。
で、私のは低リスクだとわかった。お医者さんの立場からすれば、臓器がなければリスクゼロだから、全摘を勧めるのだろう。
だけど、私の甲状腺はホルモン値には異常なく、毎日一生懸命働いてくれている。それを全部取ってしまったら、一生投薬でのホルモンの補充が必要だ。
私は、いろいろ情報を集めて整理した結果、現段階では手術の必要なし、と判断、先生に手術はしない旨伝えた。少し感情の行き違いがあったけど、了解してくださって数ヶ月に一度の経過観察を続けている。
大きさは、7~8ミリくらいでここ数年まったく変化なし。今のところは手術しないでよかったと思っている。
恐怖心が占いの予言を成就させた
この世のことは自分の身体も含めて、すべて幻想であり自分の意識の投影だと学んだが、とくに「甲状腺がん」については、自分で作ったなぁと思う。
私の恐怖心がこの世でゲンジツ化したものだ。
そう思うのは、ある占いがきっかけだった。
それは、もう十数年前のこと、当時少し名が通っていた路上占い師に占ってもらった。
その方は老賢人たる風格で、私が椅子に腰かけるやいなや、
「カウンセラー、占い師、コンサルタント、すべてよし!」と、大きな声で私に言った。
それは、私が当時実際にやっていたり勉強していた三大職業だったから、びっくりした。
え、ほんと?うれしい。当たってぇ!と瞬間的に舞い上がった。
で、続けて、
「がんになるなぁ、あんた」「でもまぁ別にそれで死ぬってわけじゃないけど」と言った。
この日から、私は、すごくがんを意識し始めた。
占いの前半部分は、「当たってほしい」
後半部分は、「当たってほしくない」
矛盾した気持ちで、「予言」がぐるぐるした。
今はがんは2人に1人の病気と言われているけど、当時はもっと恐ろしい病気だったから、私の恐怖がものすごく「がん」に反応してしまった。
だから、実際に2014年実際にがんの診断を受けた時、「やっぱり」「やっと」と思ったのだ。
要は、自分が信じた「予言」を成就させたのだ。
そして不思議なことに、「なるかも、なる、なる、怖い、嫌だ」と、あれだけがんを恐れていたのに、なる前よりなってからの方が恐怖心が薄れている。
もうすでに、がんなのだから、がんを恐れなくてよい。
…と、わけがわからない理屈。
体に小さながんがある状態で、心身のバランスが取れているのだ。
もう少し『奇跡講座』の勉強が進んだら、がんを手放しても安定、安心できるのではないかと思う。(長文すみません)