レッスン153-防衛しないことの中に、私の安全がある。

2017-10-07

「半額でどうですか?」

IMG_1462Amazonで安い長袖の白ブラウスを買ったら、サイズまちがいで届いた。

返品か交換をお願いしたら、「このたびは大変なご迷惑をおかけしました。心よりお詫び申し上げます。」といたく低姿勢、…の一方、「(証拠となる)商品の写真を送ってください」。

どうも中国の会社が販売しているらしく、日本語にはまちがいはないのだけど使い方がちょっとヘンなのだ。

指示どおり写真を送ったら、再び「大変申し訳ありません」。

それから、「では、半額でどうですか?」

これには笑ってしまった。想定外の対応だ。

でも、返すのも手間だし、相手の会社にしたら、送料の方が高くつくのだろう。それで、OKの返事をした。

さて、この小さめの半額ブラウス、どうしよう。

レッスン153-防衛しないことの中に、私の安全がある。

レッスン153は、ワークブックの中でも長い、ワークをするまでにけっこうな時間がかかった(英語で読む必要はないのだけれど、まだ原文と日本語訳を見比べながら頑張っている。)。

レッスン153のテーマは主題概念のまま。

防衛しないことの中に、私の安全がある。だから防衛を解こう、というもの。

この世の原理は攻撃に根ざしており、私たちはこれに脅威を感じている。だから私たちは自分を守らねばと思う。

しかし防衛の姿勢は二重の意味で脅威である。(L153-2-3)

一つは、それは自分自身を自ら弱者と捉えていることだから。そしてもう一つは、効果のない防衛体系を作るだけから。

攻撃されるから防衛するという姿勢が新たな攻撃を生み、防衛→攻撃→防衛→攻撃…という脅威の無限ループにはまりこむのだという。

今週、アメリカ、ラスベガスのコンサート会場で、銃乱射事件が起った。59名の方が亡くなり500名を超える方が負傷。犯人はホテルの32階の部屋から、コンサートに集まった人に無差別に発砲、自らをも銃で撃ち殺した。

この史上最悪の銃乱射事件が起こっても、アメリカ国内では「銃の所持は正当な自己防衛の権利」だという意見が多数で、銃規制に向けての積極的な動きが見られないのだという。これこそが、レッスン153のいう防衛→攻撃→防衛…の脅威の無限ループというものだろう。北朝鮮が核武装を急ぐのも同じ理屈からだ。

この考えに救いはなく、過剰な防衛はより大きな攻撃を生むだけだ。

銃に関しては当てはまらなくとも、私もおそらく別のことでは同じくエンドレスのループの中にいる。

防衛しないことは強さである。(L153-6-1)

選択は常に、キリストの強さか、キリストから離れているときのあなた自身の弱さか、この二者択一である。(L153-6-3の一部)

また、そもそも、の話だけれど…。私たちは神から自ら離れたと思いこみ、その罪悪感と神の怒りと罰への恐怖を無意識に抱え込んでいる。それがこの世を動かしている隠れた主たる動機だ。

私たちが自分を防衛しているのは、実は神の怒りからだ。そしてそれは勘ちがいだ。その勘ちがいを手を変え品を変え、取り成し正すのが、このワークブックだ。

あなたは自分の父から見捨てられて、望みを失ったというゲームをしてきた。罪と罪悪感で気が狂っている恐ろしい世界で、たったひとりで恐怖に震える役を演じてきたあなたは、今、幸せになりなさい。そのゲームは終わっている。今や、静かな時が訪れた。罪悪感という玩具を片づけ、一なる神の子である天国の子どもたちの清らかで神聖な心から、子どもじみたおかしな罪の概念を一掃する時である。(L153-13)

だから、

今日は、夢を超えたところを見て、私たちに防衛は必要ないことを認識する。(L153-9-1)

自らの安全性と救済を静かに確信している私たちは、防衛しない態度の中で安全である。(L153-9-3)

そして、このワークブックを実践する者は、神の神聖な役割を担う者たちだから、自分たちが学んだことを同胞に伝えていく役割があるという。伝えることによって初めて自らの学びが完了するというのだ。

ワークのやり方としては、朝起きてからできるだけ長く、この主題概念に気持ちを集中させ、夜、床につく前にも同様にする。また日中も1時間ごとに思い出すこととされている。

ワークをして

防衛姿勢といえば、私は物ごころついた頃から、母がとても恐ろしく母から自分を防衛してきた。生活のすべてを依存して甘えたいと願う一方で、心はずっと閉ざしてきた。

これは、まさに「恐ろしい神」を母に投影してきたのだと思う。

そして、その生きる姿勢は大人になって久しい今も、そのまんまだ。

防衛を解くというのは私にとって、大きなテーマだ。

人を信じること自体、どこか怖いと思う。私自身は攻撃するつもりはないけれど、あけっぴろげで自分を晒すこともできない。それは、自分にどこか攻撃の余地を残しているからか…。

ワードプレス、ログインせずにダイアリーを書いていて、「更新」したつもりが全部消えちゃった。思い出しつつもう一回似たような内容書いた。あ゛~(>_<)

アファメーション

信じること、行動してこそ、証される。

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