「母の形見」の指輪への執着

2016-02-04

 まだ小さな問題箇所はあるものの、一応お風呂の改修工事が終わった。今日から自宅のお風呂に入ることができる。

 とても小さなお風呂ではあるけど、やっぱり自宅でお風呂に入れるのはいい。真新しい薄ピンク色の湯船に、今夜浸かろう。

 今日は念を押して出かけたので、工事監督担当者はちゃんと家で待っていてくれた。ほっとした。(まあ、工事終了確認もあるし当たり前ともいえるが)

 昨日の私は、再び「鍵開けっぱなし無人状態」で部屋を後にされてしまうのではないかと不安で、母から形見としてもらったサファイアの指輪をしっかとバッグに忍ばせて美容室に出かけた。

 ふりかえれば、これは『奇跡講座』の基本的考えとは反した行動と言えるだろう。

 父母もまたこの世の幻影に過ぎないのだし(両親を言う前に、この体を持った私自身も幻影だ)、両親とその他の人への愛に区別があると感じていること自体、二元性の考え方だから。 (さらに…)